ステージ学習室
■ 舞台の構成 Part XVI (すのこ その4)
皆さん、明けましておめでとう御座います。
本年も、この「SSCブログ並びにステージ学習室」を宜しくお願い申し上げます。
さて先日、中国上海へ行ってきました。上海浦東空港と上海市内を結ぶ「リニアモーターカー」に初めて乗りました。中国語では「磁浮」と書きます。まさにその通りですね。
流線型の車両の座席に腰を降ろし待つ事暫し。ドアが閉まりいよいよ発車です。
まず、下からグンと突き上げる感触。「オッ!浮いた!!」の実感です。
スルスルとプラットフォームを離れ、グングンと加速し、アッと言う間に時速300kmに達しました。
発車後約3分で最高時速430kmに到達し、その速度で約1分間走行してその後、減速を開始しました。この速度での乗り心地は正直言って良くないですね。
自動車で悪路を走っているように車両全体がガタガタ揺れます。もしテーブルにコーヒーカップが有れば、多分こぼれるでしょう。(テーブルは有りませんでした)
時速350kmあたりで対向車両とすれ違いました。相対速度は時速700kmです。かなりの横方向のショックを感じました。(すれ違い時間は約1秒程度)
線路のカーブはかなりの横角度(カント)が付いていて、窓から見える高速道路が、45度方向に見えます。
気が付くと、もう到着駅です。自動車では40~50分掛かる距離を8分で結びます。
さすが早い!! 日本円で片道約700円程度。皆様も機会が有れば一度お試しあれ。
さて、今回はその「すのこ」へ入ってみましょうか。
その前に、次の準備が必要です。
1) 頭部保護の為に、ヘルメットを着用する
2) 俯いた時に品物が落下しないように、胸ポケットの中など落ち易い物は、予め取り除いておく
3) 舞台面や操作者に「すのこ」に入る事を周知徹底しておく
2項は言うまでも無く、舞台面の二十数メートル上部から物が落下すると、たとえボールペンでも忽ち凶器となります。それが携帯電話だったら、そして舞台上に居る人を直撃したら、・・・・もう大変な事になります。
3項は自分自身を安全にするものです。我々が「すのこ」上にいる事を他の全員に周知徹底しておけば、操作釦が押されて突然機械が動き始める事は有りません。どうしても運転が必要な場合には、「○○バトン動きまーす!!」と大声を掛けてくれます。
もしも、皆さんが実際に「すのこ」に入る機会があった場合には、必ず守って下さい。
そして、もう一つ言っておきます。
舞台照明などが焚かれている場合、「すのこ上」は猛烈に暑くなります。もちろん冷房なんか有りません。汗かきの方はタオル持参をお勧めします。
さて、「すのこ」の形式には大きく分けて2種類有ります。
一般的なものは「すのこ」床部に滑車や電動マシンを置いて、ワイヤーロープがその床上を走るものです。
この場合は、機器やワイヤーの設置は比較的簡単なのですが、照明など他設備の配管なども共存しているので、機器調整やメンテナンスの為に「すのこ」上を自由に歩き回るのは非常に困難です。

まず、ズボンの裾はよほど注意していても、ワイヤーにこすって油が付きます。
そして、すのこ天井高さが十分では無い場合、かなり無理な姿勢で進まなければならず、足腰にかなりの負担となり、そのうち足が十分に上がらず(自分では上げているつもりなのですが・・・)ワイヤーに足を引っ掛け、転びそうになります。
この時、引っ掛けたワイヤーが滑車から外れていないか必ずチェックしてください。
2番目は「滑車吊下げ式すのこ」です。
これは「すのこ面」での作業性を良くするため、「すのこ」部を上下に分離した方式で滑車類を「すのこ+2m」位の高さに吊下げ、ロープライン全体を頭上に集める方法です。
つまり、前出の滑車ビームを「すのこ+2m」まで持ち上げた格好となり、それなりに鉄骨部材は必要となりますが、「すのこ面」での作業性は抜群に向上し、「移動式一点吊装置」も自由に「すのこ面」にセット出来ます。

この方法だと、建築的な高さに大きな変更無く対応出来ますが、滑車類の機器は床置き施工と比べ多少手間となります。
この手法はヨーロッパのオペラ劇場によく見られ、最近は日本の新築劇場(昭和音楽大学、シアタークリエなど)にも多く採用されています。

滑車吊り下げ式のすのこ面はこのように作業性も良く、移動式一点吊装置なども自由に設置可能です。
随分、違うものですね。
さて、初詣はもうお済ですか?
京都の北野天満宮は元旦から受験のお参りも兼ねての大賑わいです。
正面の鳥居の向かい側(南側)のお豆腐屋さんの西に「粟(あわ)餅所 澤屋」さんがあります。

店内に入ると粟(あわ)を蒸した良い香りが出迎えてくれます。
左側のカウンターでは蒸したての粟を細かくちぎる作業、それに餡やきなこをまぶす作業を4名で手際よくリレーゲームのように行われています。
右側のテーブル席に座ると、出来立ての粟もちとお茶が運ばれてきます。
蒸したての軟らかくそして舌触りが良い粟餅に餡が包まり、又きなこがまぶされ、見ているだけで口の中が唾の洪水と化します。


お持ち帰りも可能ですが、出来立ての食感を味わうのならお店で頂くことをお勧めします。
是非一度、ご賞味ください。
【店名】粟餅所 澤屋
【住所】京都市上京区北野天満宮前西
【TEL】 Tel:075-461-4517
営業時間 午前9時~午後5時前後
(売切れ次第)
定休日 毎週木曜日・毎月26日
(日・祝日は営業しています)
http://www.awamochi-sawaya.shop-site.jp/index.html
こだわり:餡ときなこのコラボ
本年も、この「SSCブログ並びにステージ学習室」を宜しくお願い申し上げます。
さて先日、中国上海へ行ってきました。上海浦東空港と上海市内を結ぶ「リニアモーターカー」に初めて乗りました。中国語では「磁浮」と書きます。まさにその通りですね。
流線型の車両の座席に腰を降ろし待つ事暫し。ドアが閉まりいよいよ発車です。
まず、下からグンと突き上げる感触。「オッ!浮いた!!」の実感です。
スルスルとプラットフォームを離れ、グングンと加速し、アッと言う間に時速300kmに達しました。
発車後約3分で最高時速430kmに到達し、その速度で約1分間走行してその後、減速を開始しました。この速度での乗り心地は正直言って良くないですね。
自動車で悪路を走っているように車両全体がガタガタ揺れます。もしテーブルにコーヒーカップが有れば、多分こぼれるでしょう。(テーブルは有りませんでした)
時速350kmあたりで対向車両とすれ違いました。相対速度は時速700kmです。かなりの横方向のショックを感じました。(すれ違い時間は約1秒程度)
線路のカーブはかなりの横角度(カント)が付いていて、窓から見える高速道路が、45度方向に見えます。
気が付くと、もう到着駅です。自動車では40~50分掛かる距離を8分で結びます。
さすが早い!! 日本円で片道約700円程度。皆様も機会が有れば一度お試しあれ。
さて、今回はその「すのこ」へ入ってみましょうか。
その前に、次の準備が必要です。
1) 頭部保護の為に、ヘルメットを着用する
2) 俯いた時に品物が落下しないように、胸ポケットの中など落ち易い物は、予め取り除いておく
3) 舞台面や操作者に「すのこ」に入る事を周知徹底しておく
2項は言うまでも無く、舞台面の二十数メートル上部から物が落下すると、たとえボールペンでも忽ち凶器となります。それが携帯電話だったら、そして舞台上に居る人を直撃したら、・・・・もう大変な事になります。
3項は自分自身を安全にするものです。我々が「すのこ」上にいる事を他の全員に周知徹底しておけば、操作釦が押されて突然機械が動き始める事は有りません。どうしても運転が必要な場合には、「○○バトン動きまーす!!」と大声を掛けてくれます。
もしも、皆さんが実際に「すのこ」に入る機会があった場合には、必ず守って下さい。
そして、もう一つ言っておきます。
舞台照明などが焚かれている場合、「すのこ上」は猛烈に暑くなります。もちろん冷房なんか有りません。汗かきの方はタオル持参をお勧めします。
さて、「すのこ」の形式には大きく分けて2種類有ります。
一般的なものは「すのこ」床部に滑車や電動マシンを置いて、ワイヤーロープがその床上を走るものです。
この場合は、機器やワイヤーの設置は比較的簡単なのですが、照明など他設備の配管なども共存しているので、機器調整やメンテナンスの為に「すのこ」上を自由に歩き回るのは非常に困難です。

一般的なすのこ例 (ここを歩くのは一苦労です)
まず、ズボンの裾はよほど注意していても、ワイヤーにこすって油が付きます。
そして、すのこ天井高さが十分では無い場合、かなり無理な姿勢で進まなければならず、足腰にかなりの負担となり、そのうち足が十分に上がらず(自分では上げているつもりなのですが・・・)ワイヤーに足を引っ掛け、転びそうになります。
この時、引っ掛けたワイヤーが滑車から外れていないか必ずチェックしてください。
2番目は「滑車吊下げ式すのこ」です。
これは「すのこ面」での作業性を良くするため、「すのこ」部を上下に分離した方式で滑車類を「すのこ+2m」位の高さに吊下げ、ロープライン全体を頭上に集める方法です。
つまり、前出の滑車ビームを「すのこ+2m」まで持ち上げた格好となり、それなりに鉄骨部材は必要となりますが、「すのこ面」での作業性は抜群に向上し、「移動式一点吊装置」も自由に「すのこ面」にセット出来ます。

滑車吊下げ式すのこ例
この方法だと、建築的な高さに大きな変更無く対応出来ますが、滑車類の機器は床置き施工と比べ多少手間となります。
この手法はヨーロッパのオペラ劇場によく見られ、最近は日本の新築劇場(昭和音楽大学、シアタークリエなど)にも多く採用されています。

移動式一点吊施工例
滑車吊り下げ式のすのこ面はこのように作業性も良く、移動式一点吊装置なども自由に設置可能です。
随分、違うものですね。
◇◇◇ 室長の京都こだわり案内 ◇◇◇
さて、初詣はもうお済ですか?
京都の北野天満宮は元旦から受験のお参りも兼ねての大賑わいです。
正面の鳥居の向かい側(南側)のお豆腐屋さんの西に「粟(あわ)餅所 澤屋」さんがあります。

澤屋さん 外観
店内に入ると粟(あわ)を蒸した良い香りが出迎えてくれます。
左側のカウンターでは蒸したての粟を細かくちぎる作業、それに餡やきなこをまぶす作業を4名で手際よくリレーゲームのように行われています。
右側のテーブル席に座ると、出来立ての粟もちとお茶が運ばれてきます。
蒸したての軟らかくそして舌触りが良い粟餅に餡が包まり、又きなこがまぶされ、見ているだけで口の中が唾の洪水と化します。

きなこと餡の粟餅(一皿 550円)

折り入りのお土産
お持ち帰りも可能ですが、出来立ての食感を味わうのならお店で頂くことをお勧めします。
是非一度、ご賞味ください。
【店名】粟餅所 澤屋
【住所】京都市上京区北野天満宮前西
【TEL】 Tel:075-461-4517
営業時間 午前9時~午後5時前後
(売切れ次第)
定休日 毎週木曜日・毎月26日
(日・祝日は営業しています)
http://www.awamochi-sawaya.shop-site.jp/index.html
こだわり:餡ときなこのコラボ


※「コメント」・「お名前」の欄にご記入された情報は、管理者の許可後、すべて掲載されますので、個人情報(個人を特定できる名前やメールアドレスなど)は記載しないようご注意願います。
※「メールまたはWebサイト」の欄にご記入された情報は、管理者にのみ通知し、管理者の許可後も掲載されません。