プリペイドカードやチャージ式カードの普及で、最近は交通機関の利用も便利になりました。
でも、関東と関西では文化が異なるようです。
関東の場合は、カード残高が最低運賃以下になると改札ゲートが反応し入場出来ません。
乗車前に料金チャージをして、再度改札ゲートから入場となります。
理由は、下車駅での清算窓口の混乱を避けるためだとか。
関西の場合は、カード残高が10円でも改札ゲートから入場出来ます。
急いでいるお客さんへの乗 車サービスを最優先するのが理由です。
下車駅での清算は清算窓口では無く、チャージ機を多数設置し利用客の利便性を図るので混乱 は発生しないとの考え方です。
関西のほうが合理的だと思いますが、それだけせっかちなのでしょうか・・・・


さて、25回目となる今回は「綱元」から「ギャラリー」へと移動しましょう。
「ギャラリー」と言っても画廊ではありませんので絵画は飾ってありません。
舞台袖裏の階段をトコトコと上がって、舞台側の扉を開けると、綱元上部の鉄製廊下のような 所に出てきました。
ここは「フライギャラリー」と呼ばれているエリアで、綱元上部に綱元と平行して舞台手前から 奥方向へ行き来が出来るようになっている作業用のスペースです。
通路幅は一般的には広くても1m程度(例外も有りますが)、両サイドには落下防止の手摺が あり、床はチェッカープレートと呼ばれる鉄板が一般的です。
この「フライギャラリー」は1段とは限らず、舞台床と「すのこ」の間に数段設置される場合も有 ります。
又、綱元が存在しない「全て電動ドラムマシン」のイベントホールの場合でも、舞台上部の左 右方向に(吊物バトンと平行に)設置される場合が有ります。

その役割は多種多様です。
1)綱元機器の点検用歩廊
  綱元にはガイドレール、ウェート枠、リミットスィッチなどの機器やマニラロープ、ワイヤーロープ
  などが有りますが、それらを点検する格好の足場となります。

綱元ガイドレールとその右側にギャラリーが見えます

綱元ガイドレールとその右側にギャラリーが見えます


2)バトンや諸幕の吊込み状況の確認
  又、舞台側上部を真横から目視出来るので、吊込まれている各装置の状況を確認出来ます。
  吊込まれている「諸幕」がバトンに乗っていないか、又「張物(背景などの大道具)」
  の反りや傾きなどを注視する事は、安全な運用に欠かせません。

3)投光基地としての役割
  舞台照明は舞台上部のバトンに吊り下げられたサスライトやボーダーライトだけでは完全
  ではありません。
  客席最後部の天井部に設置された「ピンスポット」や、客席天井に位置する「シーリング,
  室」
、客席両壁面を開口して設置される「サイド投光室」に加え、舞台側面からの照明が
  重要な役割を担っています。
  一般的にはサイドスポットライトを使用しますが、このギャラリーがサイド投光基地としても
  絶好の位置に有ります。
  舞台横斜め上からの照明は演出には重宝されます。
  専門劇場ではこのギャラリーに照明電源用のコンセントボックスが準備されています。
  当然、この目的の場合、ギャラリーは上手、下手の両方に設置されなければなりません。

4)ローディング・プラットフォームとしての役割
  そして、手動バトンのバランスウェート搭載作業用としての「ローディング・プラットフォーム」
  としての役目です。
  この場合はバランスウェート搭載作業がやり易いように「すのこ」から2.5m程度下に設置されます。

一般的に手動バトンに看板を吊込む場合の手順ですが、吊込む積載量(例:100kg)を確 認したうえで
1)まず、バトンを舞台面レベルまで降ろしてマニラロープをロープロックで固定し
2)舞台面でバトンに看板を搭載すると同時に、吊込む積載量と同量(100kg)のウェートを
  ローディング・プラットフォームでウェート枠に積込み
3)ロープロックを解除して看板を所定の位置までアップする
  となります。

 この方法は積載バランスを崩さず仕込み作業が出来ますが、仕込みのために舞台面や ギャラリーに多くの人員を必要とします。

これ以外の方法も有るのですが、それは次回にご紹介いたしましょう。

◇◇◇ 室長の京都こだわり案内 ◇◇◇


やはり梅雨の時期は蒸し暑くて、湿気が多くてイライラしますよね。
そんな鬱陶しいこの時期を乗り切る為の秘策、おいし~い西陣のアイスクリーム屋さんをご紹
介しましょう。
第12回でご紹介しました「北野天満宮」から東へ進みます。
「北野おどり」でご存知の北野上七軒の花街を通り、千本釈迦堂を横目に進むと
「千本今出川」の交差点に行き着きます。
この交差点を北へ行けば、「京茶漬け」で有名な「近為」が有ります。
(http://www.kintame.co.jp/)
この交差点を南に100mばかり行った、最初の信号の交差点に「西陣あいすくりん:ちべた」
あります。
「ちべた」とは京ことばで「つめたい」と言う意味です。

「ちべた」

厳選された材料(牛乳、砂糖、卵黄など)を使用し、添加物は一切加えられていません。
「バニラ」「抹茶」「みそ」「黒ゴマ」などの定番メニューから「ひやしあめ」「玄米茶」などの 季節物もあります。
又、「いちご」「あまなつ」「すいか」「もも」など四季折々の果物メニューも多彩です。

写真左の上は「すもも」、下は「抹茶」、写真右は上下の色はよく似ていますが、上は「玄米 茶」、下は「きなこ」です。
いずれも、さっぱりとした中にしっかりと味が伝わってくる美味しい「あいすくりん」です。
個人的には「玄米茶」が好きですネ。

西陣あいすくりん


二階はギャラリー兼用のフリースペースになっています。
すぐ近くには西陣織の歴史に触れられる「織成館(おりなすかん)」もあります。
(http://www.miyako-net.co.jp/l1/ha/orinasukan/)
西陣散策のいっぷく処として如何でしょうか?
【店名】京・西陣あいすくりん ちべた
【住所】〒602-8453 京都市上京区千本通笹屋町東北角
【電話・FAX】075-414-8688
(http://www.kyo-ice.com/)
こだわり:西陣歩けば甘味にあたる